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男性と女性でカンジダの症状は異なる?

2019年07月31日
病原体

カンジダは真菌による感染症で、女性の膣炎として知られていますが、男性も発症します。
男性の場合はほとんど自覚症状があらわれないので女性の陰に隠れがちです。
男性と女性でカンジダの症状は異なります。
男性の症状としては、亀頭や亀頭の周辺に湿疹が出来たりただれたり赤くなったりする、性器に痒みが生じる、白いカスが出るなどがあります。
女性に比べて症状が軽いので気がつかない人もたくさんいます。

女性は男性に比べて不快な症状が出てしまいます。
女性の症状としては、ヨーグルトやカッテージチーズのような状態の白っぽいおりものが大量に分泌される、外陰部に激しい痒みや痛みが生じる、性交痛が生じるなどがあります。
おりものの異常が女性のカンジダの症状の特徴となりますので、正常なおりものとの違いをきちんと見極めて早めに治療を行うことが大切です。

女性のカンジダの症状と似た症状の膣炎として、トリコモナスがあります。
トリコモナスも外陰部の痒みや性交痛やおりものの異常という症状が出るので間違えやすいです。
トリコモナスの場合もカンジダ同様におりものの異常が特徴的な症状で、黄緑色で泡立ちのあるおりものが大量に分泌されます。
強烈な臭いも伴います。
おりものの状態の違いがカンジダかトリコモナスかを見極める判断材料となります。
トリコモナスは真菌ではなく寄生虫による感染生ですので、治療方法も違います。

症状のみで自分で勝手に判断して治療薬を用いることは危険ですので、カンジダの症状があらわれたら男性も女性もまずは病院を受診して医師に適切な診断をしてもらうことが大切です。
カンジダの主な感染経路は性交ですが、常在菌ですので免疫力低下で体が菌に弱い状態になると発症することもあります。
再発を繰り返すというのがカンジダの厄介な点です。
投薬により不快な症状を解消させることが出来ますので、周りの人にうつさないようにするためにも早めに治療を行いましょう。

カンジダの治療法は男女とも同じ?

カンジダの治療方法は男女とも同じかどうかについてですが、男女とも共通して用いられるのがカーネステンというクリームです。
カーネステンクリームは、エンペシドクリームという別名でも親しまれています。
日本ではエンペシドクリームという名称で呼ばれることが多いです。
抗真菌成分のクロトリマゾールを含有したクリームで、皮膚に寄生した真菌の細胞膜を破壊して殺菌し、症状を改善させるという治療薬です。
患部に塗るタイプの治療薬なので、男性の治療にも用いられます。

女性の場合は、患部に塗るクリームタイプの治療薬に加えて腟の深部に挿入するタイプのカーネステン膣錠も用いられます。
クリーム同様に膣錠に含まれる有効成分もクロトリマゾールです。
外陰部の痒みが強い人や手軽に治療したい人や膣内に膣錠を挿入することに抵抗感がある人はクリームが適していますし、深部でじっくりとゆっくりと効果を持続させたい場合は膣錠を選ぶのが良いでしょう。
膣錠を挿入するためのアプリケーターなどもありますので、爪が長い人でも安心です。

カンジダは再発を繰り返す感染症ですので、治療後は油断せずに再発予防に努める必要があります。
具体的にどのようなことをすべきかというと、免疫力低下を避けるために健康的で規則正しい生活習慣を身につける、デリケートゾーンを常に清潔な状態にしておくなどがそれにあたります。
栄養バランスのとれた食事や適度な運動や規則正しい生活リズムや良質な睡眠やストレス解消や疲労回復などを意識して、真菌に負けない強い体を作っていきましょう。

湿気があると真菌が繁殖しやすくなりますので、デリケートゾーンを常にサラッとした清潔な状態に保つということも大切です。
女性の場合はナプキンやおりものシートをこまめに交換することが重要になりますし、男性の場合は通気性の良い下着を身につけることがポイントとなります。
積極的な対策に努めて再発を防ぎましょう。